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【歯科通信】ズキンズキン!する痛みそれは知覚過敏のサインかも…

2015.04.17

知覚過敏とは?

歯の表面部分のエナメル質が何らかの原因で傷つき、削れてしまうことによって象牙質が露出し、象牙質に様々な刺激が加わり、歯がしみる症状のことを言います。
ここでは知覚過敏の原因と対処方法についてご紹介したいと思います。

 

 

しみるメカニズム

何らかの原因により象牙細管が露出し、歯髄神経から脳に刺激が伝わり、「ズキン!」といった歯がしみる症状が現れます。

 

 

原因

間違ったブラッシング

強い力で歯みがきをすることで歯の表面が削れたり、歯茎が下がり歯の根が露出してきます。これにより、ズキズキした痛みが現れてきます。これは、歯磨き粉による摩耗や歯ぎしりによる歯のすりへりでも同じことが言えます。

 

 

清涼飲料水、スポーツドリンク、ワイン、一部の果汁、ハーブティー、酢などの食品の摂り過ぎにより、歯が溶かされ象牙細管が露出し痛みを生じます。

 

 

ホワイトニング

ホワイトニングの薬剤による象牙質露出部分への刺激があります。

 

 

加齢(老化現象)

加齢により歯茎が下がり露出した歯根への刺激があります。

 

 

このほかにも…

  • 歯周病
  • 歯科での治療後(歯石除去後)
  • 虫歯

などがあります。

 

 

対処方法

ホームケア

今行っている口腔ケアの見直しが大切になります。
ブラッシング方法、歯磨き粉の選び方、知覚過敏用歯磨剤の使用などこれらを見直すことで知覚過敏の予防につなげることができます。

 

オフィスケア

知覚過敏用薬剤の使用、レーザー治療、虫歯・歯周病治療、定期的な歯科受診によるお口の健康維持、歯ぎしりや歯のすり減りにはマウスピースの作製をおすすめします。

 

 

★様々な要因により知覚過敏は引き起こされます。痛みを感じる方や予防をお考えの方は歯科受診をされてみてはいかがでしょうか。

 

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