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大道会通信

男性ならではのメリットを生かしながら
患者さんの看護に力を注ぐ 大道会の男性看護師

H23.07 大道会

女性の職場というイメージが強い看護師ですが、年々、男性の看護師が増加。社会人などを経て転職するケースも目立っています。大道会でも13名の男性看護師が活躍しています。今回は男性看護師にスポットを当ててご紹介します。

男性看護師紹介(1)

男性看護師特有の悩みはない
男性ならではのメリットが生かせる仕事

三上看護師(森之宮病院看護部4東病棟)

今春、大道会に入職した新人男性看護師の歓迎会が、森之宮病院で開催されました。この会を企画したのが「森之宮病院男性看護師会」です。
昨年8月、男性看護師の連携などを図るために発足し、お互いの情報交換や男性看護師のPR活動などに取り組んでいます。同会のリーダーが三上看護師です。
三上看護師が医療の仕事に興味を持ったのは中学生の頃。
「目的なく大学に行く人が多いと聞いて、私は 進学するからには目的を持ちたい、生活に役に立つ医療系の仕事に就きたいと思っていました」
高校卒業後、数ある医療職の中から三上看護師が選んだのが看護師。4年間、広島の公立大学看護科で学び、平成20年、大道会に入職。就職の際、希望していたのがリハビリテーションに強い病院でした。
「理学療法士を志望していたこともあって、リハビリテーションに興味があって。リハ看護を学べる病院をいくつか実際に見学して、森之宮病院に決めました。病棟で看護師さんが笑顔だったこと、患者さんが廊下で歩行訓練しているフランクな雰囲気が決め手となりました」

希望通り、森之宮病院の回復期リハ病棟に配属され、以来、リハ看護に取り組む毎日を送っています。
「先輩たちは経験豊富で、介助の仕方はもちろん、退院後、利用する社会制度などについてもよく知っています。私はまだ知らないことだらけなので、先輩看護師やセラピストの皆さんに教えていただいています。もっと勉強して自分の経験値を上げていきたいと思っています」
配属された病棟の男性看護師は三上看護師だけでしたが、女性ばかりの職場に勤務することに大きな戸惑いはなかったといいます。
「大きな戸惑いや理不尽と思うようことはこれまでなかったですね。女性ばかりの職場は、大学時代に実習で経験していますから。男性看護師会でもみんなが言っていたのですが、『個人個人の悩みはあるけど、男性看護師特有の悩みはないね』って。看護師として働いている男性は、女性の職場に入る心構えができています」

入浴介助などで女性の患者さんから「男性は遠慮させてください」と断られることはあるが、逆に男性看護師だからこそ頼りにされることも多いといいます。
「一番のメリットは、やはり男性患者さんの気持ちがわかることですね。入院患者さんから『男の人にしか相談できない』と言われたり、『男性がいてくれてよかった』と感謝されたり。壁が一つなくなって相談しやすいみたいです。もちろん、男性ならではの身体の大きさや体力もメリットとなっています。でも、私自身はこの気持ち面のプラスを大切にしていきたいと思っています。看護師は患者さんに感謝してもらえる仕事です。看護師を目指している学生の皆さんには『今が一番しんどい時期。今を乗り切れば大丈夫』って言ってあげたい」と笑顔でアドバイスしてくれました。


森之宮病院に発足した森之宮病院男性看護師会。三上看護師がリーダーを務める。現在メンバーは9名。定期的にミーティングを行い、男性看護師同士の連携に努めている。

男性看護師紹介(2)

ナイチンゲールの伝記を読んで
憧れた看護師という仕事

水野看護師(ボバース記念病院3階病棟)

看護師になったきっかけは、小学生の頃、入院した時に母が購入してくれたナイチンゲールの伝記を読んだことでした。ナイチンゲールのように分け隔てなく平等に接し、患者さんの希望の光になりたい。看護師は人の役に立てる仕事だと思いました。
看護師と聞くと、女性の仕事というイメージが強いと思いますが、今は男性の看護師が増えています。
患者さんからの認知度も高くなってきていますし、働きやすい環境が整っており、やりがいのある仕事です。実際、職場で力仕事を任されたり、スタッフから頼ってもらえたり、患者さんから「水野君が担当でよかった」と頼ってもらえるととてもうれしいです。
今後の目標は、現在働いているボバース記念病院でスタッフはもちろん患者さんからも信頼され、頼られる存在になること。「私がいるからよかった」と言ってもらえるような看護師に成長していきます。

男性看護師紹介(3)

医療をもっと勉強したいと
介護福祉士から転職

古家看護師(森之宮病院看護部4東病棟)

私は看護師になる前は、老人保健施設で介護福祉士として働いていました。介護の仕事は楽しく、自分に合っていると思っていたのですが、長年仕事をしているうちに医療ももっと勉強したいという気持ちが強くなり、看護師を目指すようになりました。
現在は4東の回復期リハ病棟で楽しく働いています。
男性看護師として良かったことの一番は、男性が珍しいため、患者さんがすぐに覚えてくれることです。私の顔がくいだおれ太郎に似ているためか、「くいだおれの看護師さん」ってすぐに顔を覚えてくれるのがうれしいです。
看護師になって3年目、まだ未熟なため患者さんに十分満足のいくケアが提供できている自信はありませんが、これからも周りの先輩、後輩、多職種の人たちの良い部分をしっかりと吸収し、多くの患者さんから信頼される看護師を目指していきたいと思います。
また、同じ病棟の尊敬する眼鏡男性看護師(三上ヨン様)と、くいだおれの男性二人で、4東病棟を盛り上げていきたいと思います。

男性看護師紹介(4)

祖母の入院を機に
リハビリに携わる看護師を目指す

國方看護師(森之宮病院看護部5東病棟)

私が高校生のとき、祖母が骨折して入院しました。リハビリをする中でも生活の中でも、常に痛みと苦しさと闘っていたようで、見舞いに行ってもつらそうでした。
そんな中、看護師さんの励ましの言葉やケアを受けて笑顔になる祖母の姿を見たとき、「リハビリに携わる看護師になりたい」と思い、この道を選びました。
私が勤務する回復期リハビリテーション病棟には、脳卒中による障がいを抱える患者さんが多くいらっしゃいます。身体の機能回復を目指した看護をしつつも、将来への不安や様々な悩み、思いを傾聴し、精神面でもうまく関わっていきたいと思い、日々業務にあたっています。
これからもより専門性を高めて患者さんに看護を提供できるよう、患者さんにとって一番身近な存在であり続けられるよう努力していきたいと思っています。

男性看護師紹介(5)

「絶対に看護師になる」
強い思いで勉強や実習に取り組んだ

安本看護師(大道クリニック人工透析科)

私の前職は介護職でした。日々、介護を行っていく中でもっと自分のできることを増やしたいと思い、看護師を目指すことを決意しました。
看護学校での勉強や実習はハードでしたが、絶対に看護師になりたいという強い思いから、国家試験に合格することができました。
大道会を選んだ理由は、様々な医療、福祉施設を持ち、各施設が地域に根ざした施設であることに感銘を持ったからです。また、研修が充実していること、新人への教育体制が整っていることも理由の一つです。看護師になってからも丁寧に指導していただき、とても恵まれている環境にいると思っています。
私は現在、透析室に勤務しています。常に緊張を伴いますが、とてもやりがいのある仕事だと実感しています。
男性看護師には、男性同士だからこそ男性の患者さんが話してくれることも多く、コミュニケーションをとる上でもプラスになると思います。
これからも知識を深く学び、技術を向上させていくことを日々の目標として頑張っていきたいです。

男性看護師紹介(6)

看護師はやりがいのある
すばらしい職業

仲看護師(森之宮病院看護部6東病棟)

僕が看護師を目指した理由は、両親が看護師であることや、自分が小児喘息で小さな頃から頻繁に病院通いしていたことがきっかけです。
高校生の頃、自分の将来を考え、「自分はこの先どうなるんだろう?」と悩んだ時期がありました。両親の背中を見て育ったことや、今までの体験から看護師を目指すことに決めました。
現在は、森之宮病院の6階東病棟で、先輩と一緒に入退院や手術・検査出し、その他たくさんの処置等を毎日行っています。
病棟で初の男性看護師ということもあって入職当初は戸惑いや不安がありました。けれど、男性であることのメリットとして、トランスファーや男性患者さんの対応等、プラスの面で生きてくることもあります。
もちろんこれだけではないと思いますが、今後も1人の看護師として、男性の良いところを踏まえながら、日々勉強していけたらなと思います。
僕は「看護師」という職種を大変ですがとてもやりがいのあるすばらしい職業だと思っています。学生の皆さんにも頑張って目指してほしいと思います。応援しています。

採用者からのメッセージ

性別にこだわらず
人材を採用していきたい

森之宮病院看護部長 福岡幸代

大道会では、森之宮病院、ボバース記念病院、介護老人保健施設グリーンライフ、大道クリニック、訪問看護ステーション東成おおみちと5施設で13名の男性看護師が活躍しています。
どの男性も親切で優しく、チームの和を大切にする人ばかり。患者さんからも支持していただいています。
大道会では、平成20年頃から森之宮病院を中心に男性を採用するようになりました。以来、森之宮病院では新卒・中途の方、毎年数名が入職し、一般病棟や回復期リハ病棟、小児病棟など幅広い職場で働いています。
今後も男性の採用は増えていくと思います。男性の奨学生も数名おられますし、病院見学を希望する男子学生も多いです。
大道会では、採用にあたって性別にはこだわりません。「大道会で働きたい。キャリアを重ねていきたい」という人を積極的に採用していきます。
大道会を引っぱってくれるような若い人に入職していただきたいと思います。