よくあるご質問

PET/CT検査に関する「よくあるご質問」にわかりやすくお答えいたします。

PET/CT検査って何ですか?

PET(ペット)検査とは、「ポジトロン断層撮影法」のことです。この検査法は、ポジトロンを放出する薬剤(18F-FDG)を、静脈から注射、この薬が体の中を移動して、がん、心臓、脳など体の色々な所に集まる様子を、「PET装置」で撮影するものです。とくにがん細胞は、正常細胞の数倍ものブドウ糖をエネルギー源としてとり込むため従来の方法で発見できなかった小さながんも診断が可能となります。

 

PET/CT検査による痛みや不快感はありますか?

薬剤を静脈内に注射し、検査機器の上に横になるだけですので、検査に際して痛みや不快感はほとんどありません。検査着を着用したままの検査が可能です。

 

検査前に食事の制限はありますか?

来院5時間前からの絶食が必要です。糖分が含まれていない水やお茶は飲んでもかまいません。前日までのお食事は通常どおりで結構です。

 

検査にかかる時間はどれくらいですか?

検査そのものにかかる時間は約30分程度ですが、安静時間や待機時間を含めますと来院から退院まで、約3時間を要します。(個人差もありますので、あくまで目安としての時間です。)

 

PET/CT検査の被ばくはどのくらいあるのですか?

PET検査では、ポジトロン核種を標識した薬剤を静脈注射しますので、わずかですが放射線被ばくがあります。たとえば、18F-フルオロデオキシグルコース(18F-FDG)という薬を注射してPET検査を1回受けますと、およそ4mSv(ミリシーベルト)になります。これは、人が地球上で普通に暮らしていて、大地や宇宙からの放射線によって被ばくする平均的な被ばく線量である2.4mSvの約1.5倍の量です。
X線CTを組み込んだPET/CT検査では、X線CTによる被ばく(数mSv~十数mSv)が加わります。

※2.4mSv:国連科学委員会の報告書による世界平均の年間放射性被ばく量です。

 

PET/CT検査ではどんながんが発見できるのですか?

PET/CT検査では、肺がん、乳がん、膵がん、子宮がん、大腸がんなど多くのがんを検出します。薬剤は尿として排泄されるので、腎臓や膀胱などのがんは診断が困難です。

 

がんの性質がわかるのですか?

がん細胞への薬剤の取り込み度合いから腫瘍の性質についても診断することがある程度可能です。

 

転移したがんもわかりますか?

がんはどこに転移するのかわからないことがあります。PET/CT検査は全身を一度に検査するため、がんの転移を発見するのに大変役立ちます。転移の有無によって治療法が大きく変わる為、事前に転移確認をすることは治療方針を決定する上で非常に重要です。

 

PET/CTで取り込みのあるものは全てがんですか?

炎症でも取り込むことがありますし、正常の取り込みが異常とまぎらわしいことがあります。専門の診断医ができる限りの鑑別をしますが、確認が必要です。

 

PET/CT検査は健康保険がききますか?

健康診断を目的とした検査は保険が適用されません。保険診療を希望される場合は、直接クリニックへお問い合わせください。

 

月経の時に検査を受けると何か影響がありますか?

月経中でも基本的に問題ありません。
排卵日には卵巣や子宮内膜に、月経の時には子宮内膜に放射性薬剤の集積が強くなるのが特徴です。その為、月経周期をお尋ねして診断時に参考にしています。
月経終了後、1週間以内に撮影するのが望ましいとされています。月経日と重なるようなら、クリニックへお問い合わせください。

 

授乳中ですが、検査後の注意はありますか?

検査後の母乳には検査薬剤はほとんど分泌されませんが、念のため検査後4時間以内は乳児との接触をさけた方が良いでしょう。
母乳は検査前に搾乳し保存していたものを、他の人が授乳するのが望ましいです。
また、PET検査終了から2時間後、1回分の母乳を搾乳し処分することで乳児への被ばくを避けることができます。

 

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