新卒で訪問看護に配属され、今年で2年目になりました。「一人で訪問する」を目標に同行訪問を繰り返し、状態が変化する利用者さんや介護相談の場面、他職種との連携をみて「本当に自分は一人で訪問なんてできるのか」と不安になったこともありましたが、プリセプター・先輩方が親身になって細かく丁寧に指導して下さり、挫折することなく前向きに進むことができました。
利用者さんには、看護師としてまた社会人としても未熟な私を温かく受け入れて下さり、人生の先輩としてもたくさんのことを学ばせて頂くことが多々あります。そんな利用者さんに恩返しできる、看護師として力になれるようにこれからも頑張っていきます。
知念さんは、昨年学校を卒業されて私たちの仲間に加わりました。訪問看護に配属になった新入職員は知念さん1人だったので、不安も大きかったことと思います。それでもひとつひとつ技術を積み重ね、自己学習に励んできた1年を見てきました。はじめは与えられる学習の機会をこなすだけで精一杯だったかもしれませんが、学ぶなかで生じた疑問や課題に自ら取り組み、質問し、解決できるようになっています。積極的なその姿勢は頼もしく、私も含め他スタッフにもいい刺激となっています。
在宅は治療の場というよりも生活の場であることを考えなければならないことが多く、広い視野や臨機応変さを必要とされることが多々あります。一人でできるようになるには不安もあったことと思います。今では一人でできること・一人でできる訪問もたくさん増え、私たちの仲間として共に楽しく働いてくれています。利用者さんからの信頼も厚く、生まれ持った優しさや真摯さが利用者さんに安心を与え、笑顔で仕事に取り組む姿に嬉しく思っています。看護師は常に勉強と言われる職種です。これからも新たな壁や課題にぶつかることもあるかと思いますが、一緒に乗り越え一緒に成長できることを楽しみにしています。
在宅事業部
訪問看護ステーションおおみち
國方 健司