診療について

整形外科・リハビリテーション科

脳性まひ等の肢体不自由児者の方を対象とした整形外科の診療および、リハビリテーションを行っています。

 

診療時間 ※完全予約制です。

診療時間
10:00~12:00  
13:00~18:00  

休診日:土曜・日曜・祝日・年末年始(12月29日から1月3日)

 

診療のご案内

 こどもの頃の病気による肢体障害は、姿勢・運動の異常や運動発達の遅れを引き起こします。 骨・筋肉・関節などの成長にも影響を与えるため大きくなるにつれて、手足の変形や股関節脱臼、 脊柱側弯症などの二次障害が出てくることがあります。また、おとなになると身体の働きが低下して 今までできていたことがしにくくなり介助量が増えてきます。
 このような身体に起こる様々な課題は年代によって変わってくるため定期的にチェックしながら治療を一緒に考えていきます。当センターでは治療としてリハビリテーション、補装具作製、ボツリヌス治療を 行っています。リハビリテーションでは、身体の機能の発達・維持を目指して訓練を行うとともに、 日常生活動作や補装具、環境に関するアドバイスなどをさせていただきます。筋緊張が高くてお困りの時には ボツリヌス治療を行っています。手術などの治療が望ましいと判断した場合は他の医療機関を紹介させていただきます。

 レントゲン撮影は院内で行っておりませんので、当センターの近くの医院に依頼して撮影していただくか、 他院で撮像されたデータをお持ちの場合はご持参いただいております。
 また、お住まいの地域でリハビリテーションが受けられるよう関連施設や訪問看護ステーションの紹介を行うとともに 支援者の方との連携を積極的に行っています。医療相談員が福祉制度についてのご相談も承ります。

 

小児科(脳神経内科)

脳性まひ等肢体不自由児者の方の問題やお悩みにについて、小児科(脳神経内科)の立場からご相談にのります。

 

診療時間 ※完全予約制です。

診療時間
10:00~12:00          
14:30~18:00          

※第1火曜日のみ

休診日:土曜・日曜・祝日・年末年始(12月29日から1月3日)

 

診療のご案内

 こどもの頃の病気による肢体障害は、姿勢・運動以外にも生活全般に様々な影響を与えます。 例えば、呼吸の問題(呼吸があらい、呼吸を止める、いつも鼻がつまる音がする、いびきをかく、気管支炎や肺炎を繰り返す等)、 食事・栄養の消化器の問題(食べ過ぎる、食べない、食べさせるとむせる、吐く、かむことが難しい、下痢、便秘等)、 身体の発育の問題(身長が低い、二次性徴が早い・遅い、肥満、やせ等)、睡眠の問題(寝付けない、夜に起きてしまう)などの 全般的な健康状態に関することが挙げられます。成長で体格が大きくなるとこれらの問題が、顕著になったり複雑化したりする こともあります。また、知的面の遅れや発達の凸凹、自閉症スペクトラム、高次脳機能障害等の心理面や精神面の問題も様々な 程度で合併することがあります。園・学校の先生や友達との関係、学習のしかた、進路などは多くの方が悩まれています。

 当センターで検査はできませんが、それらの問題や悩みに対し、小児科(脳神経内科)の立場からご相談に乗ります。 必要と判断した場合は、医療機関を紹介いたします。筋緊張が高くてお困りの場合や眠りの問題がある場合など、内科的な立場から 薬の調整をさせていただきます。

 

お問い合わせ・ご相談

お体やご病気に関すること、医療福祉制度に関すること、当センターで受けられる診療・リハビリテーションについて、ご質問・ご相談はこちらのフォームからお寄せください。

※回答にはお時間を頂戴します。お急ぎの場合は、お電話(06-6481-5565)にてお問い合わせください。
※お問い合わせフォームでは診療のご予約は承っておりません。

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