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スマイルナース通信

森之宮病院で看護研究発表会を行いました

2016年8月17日

 平成28年6月25日に院内看護研究発表会を行いました。看護研究は、教育プログラムの一環として以前から実施してきたものです。平成27年度より経年別教育からラダー教育に切り替わり、従来の看護研究委員会主体からラダー教育へと組み込まれました。さらに教育担当責任者を決めて、看護研究の基本から発表に至るまで一貫した支援を行い、より研究を理解する仕組みとなっています。指導に当たった私たちも手探りの中のスタートでしたが、約1年半をかけ、文献検索や研究計画書の作成を一緒に実施し、進捗状況に合わせた課題を設けて研修を開催し研究を支援してきました。初めて研究に取り組むスタッフも多く、戸惑いながらも一生懸命取り組んでくれ、無事に院内看護研究発表会を迎えることができました。

 発表会では、質問にも自信を持って答えることができており、ひとまわり大きく成長したように感じました。今回、看護研究を通して得た学びや成長が、これから看護を行う上で役立つことを願っています。

(森之宮病院 看護部 5階東病棟 主任 増田)

 

研究発表者の声

 今回、初めて看護研究に挑み、最も難しかったのはテーマを決めることでした。しかし、看護研究の研修でテーマは患者にとってプラスになるような研究が必要とアドバイスをもらい、日々の看護で改善すべきことをテーマに決めることができました。1年を超える長期間の研究時間を設けてもらい、より深く根拠立てて研究することができました。また、色々考え試行錯誤した研究を病院内で発表できたことが嬉しかったです。

(森之宮病院 看護部 手術室 四野 )

 

 今回は1年間の看護研究を終えて一言ホッとしています。研究は、退院支援における情報収集時に在宅支援シートを使用して行うことで変化があったのか、看護師の意識調査を中心に研究しました。4年目の看護師としてまだまだ退院支援においては知識・経験不足で、研究を進める上では悩む事やつまずく事が多くありました。病棟の科長をはじめ主任や先輩看護師に、指導や研究を進める上でのアドバイスを頂きながら、看護研究を進めることができ、無事に発表を終える事ができました。自分自身も退院支援について学習する機会も増え、まだまだ分からないことも多いですが、今回の看護研究での学びを今後の病棟業務で活かせるように取り組んでいきたいです。

(森之宮病院 看護部 6階東病棟 坪井 )

 

 森之宮病院の回復期病棟では、プライマリーナース(入院から退院まで一貫してみる看護師)が生活面における退院指導を行っています。実際に行った指導が、生かされているかを疑問に思い「患者、家族が望む退院指導とは~アンケート結果より検討~」をテーマに看護研究を行いました。アンケートのみでなく、電話で確認することにより、指導してよかった点、今困っている事を詳しく把握する事ができました。また、退院指導ではケアや指導内容を患者・家族だけでなく、在宅サービスに繋げていくことが大切だと分かったので、これからの看護に生かしていきたいと思います。

(森之宮病院 看護部 4階東病棟 角田)

 

 

看護研究発表者と教育担当者

発表を終え笑顔です!

 

 

有意義なディスカッションが行われました

 

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