①前残業の見直し
所定の勤務開始時間よりも早く勤務することがないようにしています。
また患者情報などの申し送り事項も所定の勤務時間の中でやり取りができるよう工夫しています。
②終業前の声掛け
所定の勤務終了時間前には、管理職より声掛けを行い、各自が勤務時間内に業務が終えられるように他の看護師と業務を分担し合うなど工夫をしています。
③有給休暇の積極的消化
4週8休制の運用と、祝日の勤務時には振替休日を取得することの運用を徹底しています。
もちろん、有給休暇も別途付与されます。(1年目10日、最高20日/繰越込で40日)
有給休暇の消化状況も病棟ごと・人ごとに偏りが出ないように工夫しており、ゆとりを持って安心して働ける環境が整っています。
④産前産後休暇・育児休暇
出産に関する手続きはわからないことも多いはず!!
妊娠したらまず何をすればいいの?休んでる間のお給料は??復職した後は???
そんな不安を少しでも取り除いて出産や育児に専念できるように書類やお金に関する手続きをまとめてサポートしています。
復職後も仕事と育児がバランス良く両立できるようにフォローアップ体制を整えています。
⑤小さなお子さんが居ても働きやすい「時短勤務」
互いに協力し合うことで小さなお子さんが居ても働きやすい勤務体系を、確立しています。
ON/OFFを切り替えて、私生活を充実させるためにも仕事に励んでいます
病棟のモットーとして“早く帰って自分の時間を作ろう!”を実行するために、スタッフ間のチームワークを大切にし、協力して仕事を行っています。とても、スタッフ同士仲が良く、お互い声をかけながら楽しく仕事に励んでいます。
仕事を頑張るためにも、私は朝食をしっかりと食べることにこだわり、一日のスタートのスイッチを入れ、仕事へのやる気を高めています。朝食を抜くと空腹で仕事に集中できないので、仕事の効率を上げるためには朝食は必須です。私は一人暮らしなので食事の手抜きをしてしまいがちですが、仕事が早く終わると一目散に買い物に行き、食材の調達もゆっくり吟味でき、ゆっくり食事の準備もできます。
また、日々の時間ができることで、自分の興味のある学習にも取り組むことができます。早く帰ることで、私生活も充実し毎日笑顔で元気よく仕事ができています。
(森之宮病院 看護部 7階西病棟 看護師)
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朝食のパン作りも楽しんでいます。
教える技を磨いて、地域貢献~一次救命処置(BLS)の普及~
私は、森之宮病院で、救急蘇生トレーニングチームのインストラクターをしています。その経験を活かして、一次救命処置(BLS)を普及するための地域活動に参加しています。
一次救命処置(BLS)は、病院の中では医療者対象ですが、地域では一般市民の方が対象となります。一般市民といってもマラソン大会に出場されるチームの方や、町内会のイベントなど、目的は様々です。参加される方の年齢・経験も幅広く、説明・実践ともに、よりわかりやすくお伝えしなければならないと考えています。どんな方でも正しく理解して身につけていただけるように、自分の視野も広げて教えていけるよう心がけています。仕事で身につけた技が、プライベートで役に立つことは、自分にとってもプラス体験となっています。
看護師としての仕事を充実させるには、プライベートでの時間をしっかり堪能することも重要ですね。その体験が、また仕事にも帰ってくるように思っています。
(森之宮病院 看護部 外来看護科 看護師)
地域の災害訓練に看護師も参加することで、災害発生時の起こり得るけがや治療について学んでいただき、地域貢献を図っていきたい。
毎年、近隣地区の秋の地域防災訓練に医師・看護師が参加し、災害時のけが等に対する救急処置について指導させていただいています。まず心肺停止状態となった方を想定して、専用の人形を使っての人工呼吸や心臓マッサージの練習をします。参加される住民の方々全員が実際に体験していただけるように、人形は数体準備して複数名で指導できるように配慮しています。
参加される皆さんは高齢者の方が多いのですが、皆さん笑顔で一生懸命に実践されており、私たち病院スタッフも力が入ります。そのほかにもAEDの使用方法や骨折時の緊急処置方法など、実際にやってみながら学んでもらっています。
実践指導が終了すると、火災発生時の避難体験や地震体験などに住民の皆さんと一緒に参加させていただきます。地域の皆さんに交じって、和気あいあいと体験させていただいていますが、私たちスタッフも毎回身の引き締まる思いです。
実際災害が発生した場合、当院が拠点となって災害診療が展開されることが予想されます。スムーズに災害診療が進められるように、災害時を想定したシミュレーションは欠かせません。住民の皆さんにも協力をいただけるよう、常日頃から顔の見える信頼関係を築いていくことが大切だと思っています。
今後も防災訓練を通して、私たちが地域の皆さんにいかに貢献できるか、また住民の皆さんと協力してできることを考えていきたいと思っています。
(森之宮病院 看護部 5階西病棟 看護師)
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ワーク・ライフ・バランスの取り組みについて、育休を終えて再就職した看護師に当グループで働くことについて伺いました。
初めの頃は、仕事のブランクへの不安と、仕事と育児の両立ができるかの不安がとても大きかったです。
仕事が始まると、久しぶりの仕事による疲れに加え、帰ってからの家事や育児などでとても疲れたように思います。仕事にも慣れ、生活がうまく回り始め、仕事への意欲が高まってきたくらいに子どもの病気で休まなければならないことが続いたり、思うようにいかないこともありました。
仕事モードに入りたい自分と、そうできない状況に悩んだり葛藤もありました。自分の中で仕事と家庭とのバランスをどうとっていくのか、ひとまずの納得いくものがみえるまでは思い悩みました。周りの人たちの体験談を聞いたり、いろんな人に支えてもらう中で、少しずつ答えが出たように思います。
周囲のフォローやチームワークに助けられています子どもの病気などで早退や欠勤することも何度もありましたが、配置変更をしたり、残務は申し送りをしてできるだけ早くお迎えにいけるように配慮してもらいました。 |
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子どものことで迷惑をかけることもあるので、出勤したときはできるだけ精一杯働こうと思っています。子どものことで休ませてもらったあとや、他の人が休みになり人員が不足しているときなどは、いつも以上にしっかり仕事をしようと気が引き締まります。
フリー業務など自分のできることは、余裕のあるときは積極的にやるよう心がけています。
あとは、自分や子どもの体調管理です。子どもの体調管理は難しいですが、できるだけ体調を崩さないよう初期のサインをひろうように心がけています。
ワークライフバランスの導入後、子育てをしながら様々な勤務形態で働く人が増えました。周囲の理解が高く、助けてもらうことがとても多く、その分仕事のときはしっかり働くことで貢献できていると思います。
働くときは働く、子どもの病気の時はしっかり看病する、休む時は休んでプライベートや子どもの行事にも参加する。メリハリがきいた生活が送れると思います。
夜勤の免除や時短など、子育て中にはありがたい勤務形態があり相談にも応じてくれます。その逆に生活が変化し、もっと働けるようになれば勤務形態を変更するなど、とにかく相談しやすい環境があると思います。そういった環境が子育てしながら働くにあたって、気持ちを楽にしてくれていると思います。
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森之宮病院、ボバース記念病院や大道会グループに対するご理解を深めていただくために、病院見学会とインターンシップを開催しています。
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