看護師になり、数ヵ月が過ぎようとしています。まだまだ緊張と不安が大きく、責任感と看護師としての未熟さを痛感する日々ですが、先輩の丁寧な指導の下で増える新しい知識や技術、患者さんや他のスタッフとのコミュニケーションにより充実した日々を送っています。
実際に病棟で看護業務を行う前に、様々な援助・倫理など看護師に必要なことを、院内・院外研修、勉強会など毎月何かしらの研修等があり、学ぶことができ日々の看護に活かすことができます。
また病棟ではプリセプターが、丁寧な指導に加え、現在の自分がどの程度の知識があるのか、しっかりとしたエビデンスを理解しているのか、などを確認してくださるため、無理なく学ぶことができます。その日の疑問は先輩と確認し、また病棟にある参考書等で直ぐ確認することができます。自分が勉強した内容はプリセプターが確認してくださり、またプリセプターとの出勤が違っても毎日ノートで日々の進行具合を確認していただきます。
新人看護師に対しては、自分の新人の頃を思い出し、なぜできないのかではなく、どうすればできるようになるのか、共に考え・学ぶ姿勢で関わっていきたいと考えています。
園屋さんは、日々の多忙な業務の中、少しでも多くの知識や技術を身につけられるよう、自己学習に励んでいます。初めて経験する処置やケア、使用したことのない薬剤など、その場でメモを取り、その日のうちに疑問を解決できるように取り組むことができています。
入職当初は、学習した内容を報告するだけにとどまっていましたが、学習する中で新たに生じた疑問点を先輩看護師に質問できることも多くなり、私たちにとっても良い刺激となっています。
新人看護師が笑顔で患者さんと接し、患者さんに感謝され喜んでいる姿を見ると私自身も嬉しく思います。
技術指導の場面では、新人看護師の疑問に対し、根拠を持って答えられるよう自己の知識や技術を振り返り、新人看護師と共に自分自身も成長していきたいと思います。
森之宮病院看護部6階東病棟
平岡唯