大道会グループでは、慢性疾患看護専門看護師、皮膚・排泄ケア認定看護師、感染管理認定看護師、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師、回復期リハビリテーション看護師、乳がん看護認定看護師が活躍しています。
患者さんへの看護ケア、ストーマ外来の担当、感染対策の立案・実施、職員への指導教育といった院内の活動に加えて、外部の講習会で講師を務めるなど積極的に活動しています。
法人では、研修費用や交通費など、取得のための経済的なバックアップを行っています。専門看護師・認定看護師として活動する方々に、目指したきっかけ、やりがい、これからの抱負を聞きました。
日本看護協会認定
森之宮病院 看護部 教育専従 科長 西村 はるよ(平成22年取得)
ある日突然、脳血管疾患によって障害を持ち、障害とともに生活をしていく患者さんとそのご家族に対してより質の高い看護ケアを提供するための専門分野の知識と技術を深め、実践することを目的に専門看護師を志しました。
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![]() スタッフ教育に力を入れ、認定を通して学んだ知識や技術を伝えることに努めています。 |
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日本看護協会認定
![]() ![]() 森之宮病院の前身、旧大道病院時代からストーマ外来を担当しています。 |
森之宮病院 看護部 副部長 正壽 佐和子(平成10年取得)
以前から外科領域の看護師として経験を積む中、ストーマケアや褥瘡のケアに興味を持っていました。「もっと、専門的な知識・技術を身に付けて、患者さんに良いケアを提供したい」――そんな気持ちで、専門書を読むなど勉強をしていた時、認定看護師の制度ができ、迷わず認定看護師になろうと思いました。
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森之宮病院 看護部 6階西病棟 安西 美恵(平成27年取得)
病棟の看護師として日々の業務を行う中で、皮膚・排泄ケア分野での問題を抱えた方へのケアにおいてこの方法が最善なのだろうかと悩むことが多くありました。その時に、よく相談していたのが、先輩の皮膚・排泄ケア認定看護師でした。私も先輩のように力をつけて、問題解決のために役に立ちたいと思ったのが認定看護師を目指したきっかけでした。
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日本看護協会認定
![]() ![]() 院内の問題点を発見するため、定期的にリンクナースと感染性廃棄物の点検を行っています。 |
森之宮病院 看護部 看護部長室科長 吉田 ひろみ(平成18年取得)
ICNを目指したきっかけは、富家恵海子さんが書かれた『院内感染』という本と出合ったことでした。この本は、術後のMRSA院内感染で夫を亡くした著者がこの問題を独力で調べ上げ、世に問うたルポルタージュです。
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日本看護協会認定
![]() ![]() 資格取得で得たリハ看護の知識をもとに、スタッフに対する指導にも力を注いでいます。 |
森之宮病院 看護部 5階西病棟 科長 安福 偉子(平成23年取得)
「リハビリ看護とは何か」ということをもっと知りたいというのが、私が認定看護師を目指した出発点でした。
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森之宮病院 看護部 4階西病棟 主任 坂本 理恵(平成25年取得)
リハビリテーションを受ける患者さんやご家族と出会う中で、自己の看護を振り返り、個々に合わせた看護を提供したいと思い、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の教育課程に参加しました。
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![]() ![]() 資格取得をしてからも勉強の日々です。やりがいをもって取り組んでいます。 |
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![]() ![]() 患者さんにとって最善のケアを提供すべく、普段からチームの連携を大切にしています。 |
森之宮病院 看護部 5階東病棟 科長 中島 ゆかり(平成22年取得)
医療の高度化、専門分化が進むとともに、チーム医療が推進されています。そのような状況下で、自身の専門性を高めることはもちろん、多職種や地域医療について理解し、連携できる力を身につける必要性を感じて、認定看護師を志しました。患者さんを良く知り、患者さんの環境を理解し、チーム医療の特性を活かして、発症時から退院後の生活を見据えて、その時その時に必要な、そして最善のケアを提供できるチーム作りを目標にしています。
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日本看護協会認定
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森之宮病院 看護部 外来 梅田 真紀(令和元年取得)
医療の進歩と共に、乳がんの治療は多様化しています。患者さん、ご家族は短期間に様々な事を考え治療を選択しなければいけません。乳がんの好発年齢が50歳前後と、家庭や社会で様々な役割を担っています。その為、治療を受ける患者さん、ご家族が納得して治療を選択し、治療と生活を両立できるよう支援させていただきます。
また治療に伴うケア、心理的サポート、妊娠、出産、育児、パートナーやお子さんとの関わり、就労、介護など患者さんが悩みを相談しやすい環境をつくり、個々にあったきめ細かいケアが提供できるように多職種と連携、協力し支援します。
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回復期リハビリテーション病棟協会認定
森之宮病院 看護部 4階東病棟 科長 湯川 智子(平成26年取得)
回復期リハビリテーション病棟は、脳卒中の患者さんを中心に、発症から2ヶ月以内の患者さんのADL(日常生活動作)の訓練によって、患者さんの能力向上と寝たきり防止、そして在宅復帰・社会復帰を目指す病棟です。リハビリスタッフ、ソーシャルワーカーら他職種との連携も多く、学ぶ点が多いのも特徴といえます。
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