大道会について

ごあいさつ

私たちにしかできない医療・福祉に挑戦する

 大道会は2014年に創立60周年を迎えました。大道医院を1954年に開設して以降、現在は11の病院・施設で、急性期医療や回復期リハビリテーション、障害者リハビリテーション、PET/CT検査施設、人間ドック、透析医療、介護施設、在宅部門などの事業を運営しております。また、大道会の一員である山水学園でも、介護施設や保育園を大道会と連携しながら運営しております。
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年に向けて、わが国の医療分野においては「病院機能報告制度」や「地域医療構想」、福祉分野においては「地域包括ケアシステム」など、様々な施策が近年急速に整備されつつあります。

 そういった中で、今、私たちが提供する医療・福祉を見つめ直す時期に来ていると感じます。「私たちが提供できる医療・福祉」、「私たちが挑戦したい医療・福祉」、そして「患者・利用者さんから求められている医療・福祉」。これら3つの視点を大切にしながら、時に国の制度や診療報酬などではまだ評価されていない分野にも挑戦しつつ、私たちは60年間を歩んできました。日本初の都市型リハビリテーションに挑戦したボバース記念病院、患者さんの生活面までサポートした在宅ケア、大学や研究所に匹敵する高度な研究基盤を持つ神経リハビリテーション研究部、難易度が高い大動脈瘤や大動脈解離、末梢血管に対するカテーテル治療、検査から手術、化学療法、再建、形成まで乳腺診療をトータルに行う乳腺センターなど、1つの医療・福祉に特化することなく、様々な事業を展開してきました。

 現在、大道会では新たな人事制度の導入や新たな小児リハビリテーションの取り組みなどのプロジェクトが進行していますが、今後はそれらを含んだより大きい「次の大道会」を考えるプロジェクトの開始を予定しています。大道会が提供する医療・福祉は変わっていくかもしれませんが、これまで大切にしてきた患者・利用者さんから求められている、私たちにしかできない医療・福祉にこれからもチャレンジしていきたいと考えております。

 

 

社会医療法人大道会
理事長 大道 道大

 

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