先輩職員紹介②

先輩の声②

ボバース記念病院リハビリテーション部作業療法科
作業療法士

担当している業務について教えてください。
  ボバース記念病院に所属し、乳児期から老年期までの脳性麻痺児・者や急性脳症などの患者さんの作業療法を主に行っています。作業療法士は食事指導や学習指導や病棟でのトイレ・入浴動作など実際場面に治療として入る取り組みも行っています。夏祭り・運動会などのイベントに一緒に企画・参加することもあります。
大道会に就職したきっかけを教えてください。

 学生の頃から発達分野の作業療法に興味を持っていて、小児のリハビリが出来る職場を探していました。病院見学をした際に、病棟の雰囲気もよく、子どもたちの生活を考えたリハビリを行っているのを見ることができ、ぜひ働いてみたいと感じました。当院は、職員教育の体制も整っており、お子さんに対して充実したリハビリが提供できると感じ、就職を決めました。

仕事のやりがいはどのような点ですか?

 子どもたちの笑顔や成長していく姿を見られることです。リハビリ介入によってできることが増え、機能的な面だけでなく精神的にも成長していく姿を見られることは大きな喜びです。またご家族とその喜びを共有できることもセラピストとしてのやりがいだと感じています。

職場の雰囲気はどうですか?

 リハスタッフは人数が多く、若いスタッフも多いので活気に溢れています。院内での勉強会も多く、皆とても熱心です。担当病棟で班に分かれており、困ったときは班の上司や同僚が相談に乗ってくれます。医師や看護師も良く声を掛けてくださり、リハビリ見学なども来てくれるので連携も取りやすいと感じます。

仕事で苦労した経験はありますか?それに対してどのような工夫をしましたか?

 お子さんの将来を見据えたうえで、現在必要なことを見極め作業療法を提供することが難しいといつも感じています。上司の臨床指導、症例検討会での討議、先輩に相談、一緒に担当している理学療法士、言語聴覚士と討議したりすること、病棟に行って担当以外のお子さんと接することなど、いろいろなタイプや年齢の症例について考える機会を持つようにしています。

今後の目標を教えてください。

 リハビリ介入を通して、お子さん自身やご家族に寄り添い、子どもたちの潜在能力を引きだし、より多くの達成感を味わってもらえるような作業療法士になりたいと考えています。また、学校やデイケア、作業所など、子どもを取り巻く地域の環境についての知識をより深め、子どもの生活全体を考えられるようになりたいと思います。

就職希望者へのメッセージ

 当院は、じっくりとお子さんに関わってリハビリをすることができる環境だと思います。小児分野の治療経験が豊富な先生もたくさん勤務していて、勉強会や臨床指導も手厚く、日々知識や技術を高めていくことができます。10月からは法人再編に伴ってボバース記念病院で乳児期から老人期までの脳性麻痺児・者の治療が行えるようになり今から期待に胸弾ませています。みなさんもぜひ一緒に働いてみませんか。

 

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