スマートエイジング・シティ
スマートエイジング・シティとは
「ヘルスケア」や「エイジング」をコンセプトとして、「今いる住民が住み慣れた地域で安心して快適に住み続けられ、かつ多様な世代の新たな住民を惹きつける、超高齢社会の活気あるまちのモデル実現」をめざす取組みで、「大阪府市医療戦略会議提言(平成26年1月)」に示された7つの戦略の1つです。
提言に示された、互いに関連する7つの戦略を、特定の地域をモデルとして、重点的に具体化することで、相乗効果を期待しており、現在、大阪府下の複数のモデル地域での取組みを推進しています。
出典:スマートエイジング・シティの具体化に向けた取組みについて(大阪府Webサイト)
「森之宮スマートエイジング・シティ」協定締結10周年 記念講演
- 森之宮地域安否確認システムと能登半島地震支援での活用事例を紹介 -
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2015年に大阪市城東区・UR都市機構との間で締結された「スマートエイジング・シティの理念を踏まえたまちづくり協定」は、今年度2025年で10周年を迎えました。2022年からは大阪公立大学も参画し、産官学民が連携して地域課題の解決に取り組んでいます。 中でも2018年の大阪北部地震をきっかけに、高齢者や災害時要配慮者の安否を地域ぐるみで確認できる仕組みが必要ではないか…との課題に対し、大阪府福祉基金を活用して「森之宮地域安否確認システム」が構築されたことは印象深い事業の1つとなっています。 10月1日に開催されたUR森之宮ビル1階オープンイノベーションラウンジ「ほとりで」のオープニングセレモニーでは、当活動10周年の記念講演を企画しました。講師は、森之宮地域安否確認システムを開発されたダイバーシティ研究所の田村太郎代表理事です。2024年1月に発生した能登半島地震の災害支援において同システムを活用され、有効性を確認できたエピソードや、森之宮地域への今後の期待についてご報告いただきました。 大道会は、今後とも、地域住民を支える機関の一つとして、関係機関・地域住民との交流を続けてまいります。
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森之宮地域におけるスマートエイジング・シティの理念を踏まえたまちづくり
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平成27年11月には、当地域での地域医療の中核的役割を担っている社会医療法人大道会森之宮病院および当地域において大規模団地を所有・管理するUR都市機構西日本支社、大阪市城東区の3者が、当地域におけるスマートエイジング・シティの実現をめざし、健康、医療、介護及び見守り等の分野を中心に、協働して取り組むことについて合意し、協定を締結しました。
令和4年10月には、大阪公立大学が本協定に新た加わり、4者で協働し事業を展開していきます。
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これまでの主な活動報告
| 年月日 | 活動内容 | |||
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| 2015年11月11日 | 大阪市城東区・UR都市機構と森之宮地域のまちづくり協定を締結しました | |||
| 2016年1月29日 | 森之宮第2団地に『在宅療養・介護・リハビリモデルルーム』が開設されました | |||
| 2016年3月1日 | NHK総合テレビ「ニュースほっと関西」に森之宮地域のまちづくり協定の取り組みが紹介されました | |||
| 2016年7月5日 | 森之宮団地で熱中症予防セミナーを開催 | |||
| 2016年12月18日 | 森之宮病院開院10周年記念 オープンホスピタルを開催 | |||
| 2017年6月27日 | 森之宮病院で「食べる楽しみをいつまでも」をテーマにイベントを開催しました | |||
| 2019年9月30日 | 森之宮病院の申請事業が地域福祉推進助成事業に採択されました | |||
| 2020年4月6日 | 大阪府福祉基金地域福祉振興助成事業の取り組みについて | |||
| 2021年3月31日 | 令和2年度大阪府福祉基金地域福祉振興助成事業の取組について | |||
| 2022年11月14日 | 【プレスリリース】森之宮地域におけるスマートエイジング・シティの理念をふまえた まちづくりに関する協定を締結 | |||
| 2022年11月29日 | スマートエイジング・シティに関する4者協定を締結 | |||
| 2022年12月12日 | 令和4年度 合同防災訓練を実施 | |||
| 2023年4月18日 | 自宅でできる防災訓練を実施 | |||



