カテーテル治療当日の流れ

カテーテル治療の実際の手順についてご説明します

治療前
(病室)

治療前(病室)

治療前は絶食していただきます。

術衣に着替え、ベッドに寝たまま看護師の付き添いの元、カテーテル検査・治療室へと移動します。

 

カテーテル検査・
治療室

カテーテル検査・治療室

検査台の上に移って寝ていただき、針を刺す箇所の消毒を行ったのち、清潔な布を全身にかぶせます。

針を刺す箇所とその周辺の皮膚に少量の局所麻酔注射を行います(採血の際に感じるのと同じ程度の痛みがあります)。

すぐに麻酔の効果が出ますので、そこから直径2mm程度の柔らかい管(シース)を血管の中に挿入します。

造影剤や炭酸ガスによる造影で病変部を確認しながら、細くなったり詰まったりしている部位へワイヤーを慎重に進めます(このプロセスがカテーテル治療の中で最も難しく、術者の腕が問われる部分です)。

ワイヤーが病変部を通過したのち、そのワイヤーをレールにして病変部の血管を拡張する「バルーン」や「ステント」を運び、途絶えていた血流を元通りに回復させます。

無事に治療が済んだことが確認されれば管(シース)を血管から抜きとり止血します。

血が止まったことを確認したのち、出血部をガーゼで固定して病室へと戻っていただきます。

 

治療後
(病室)

治療後(病室)

治療後はベッドで安静にしていただき、翌朝、内出血などのトラブルがなければそれ以降は通常通りにしていただけます。

 

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森之宮病院の循環器内科では、下肢カテーテル治療のエキスパートが診断・治療いたしますので、他院でカテーテル治療が不可能と言われた方、下肢の切断を勧められた方、紹介状をお持ちでない方も一度ご相談ください。

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