お知らせ
【森之宮病院】大規模災害を想定した院内訓練を実施しました
2025.11.19
森之宮病院では、災害発生時に患者さんや地域の皆さまの安全を守るため、毎年災害訓練を実施しています。
2025年10月18日(土)に、地震による停電と多数の傷病者発生を想定し、1階外来、2階大ホール、各病棟を中心に実践的な訓練を行いました。
当日は医師・看護師・コメディカル・事務職員など約150名、城東区消防署隊員にオブザーバーとして参加していただき、情報伝達、救護対応など、実際の災害を想定したさまざまな場面に対応しました。職員一人ひとりが自らの役割を再確認し、チームとして迅速かつ的確に行動できるよう取り組みました。
災害対策本部では、院内外からの情報を集約し、被害状況の把握や各部署への指示伝達を行いました。通信手段が限られる状況を想定して訓練を行うことで、災害時にも確実な情報共有ができる体制の確認と改善を図りました。
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また、患者トリアージ(重症度分類)訓練では、模擬患者を対象に症状の緊急度を評価し、治療や搬送の優先順位を判断しました。
限られた時間と資源の中で最善の医療を提供するための手順を確認し、医療スタッフ間の連携を強化する貴重な機会となりました。
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参加した職員からは、「実際に訓練を行うことで課題が明確になった」「各部署の連携の大切さを再認識した」といった感想が寄せられました。
訓練後には各部署で振り返りを行い、今後の改善策を共有しました。 森之宮病院では、引き続き災害に強い医療体制の構築に努め、地域と連携しながら患者さんと職員の安全確保に取り組んでいきます。
今後も継続的な訓練と備えを通じて、安心して医療を受けられる環境づくりを進めてまいります。